林檎は落ちる

ネイサン(フィギュア・スケート)とフルートの日々をのんびり綴ります。

今の心境

さいたまから帰って通常の日常に戻っているのに全く記事が書けません(泣)

 

 

それでも感じた気持ちをに残しておきたくて書いてみました。

 

 

先に上げた記事の中で「若干の怒り」と書いてしまった感情が少しづつ変化しているのを感じています。

いろいろ物議を醸したこのシーン…

これ…会場で見ていて何とも言えない気持ちでした。

 

アイスダンスもほぼ開始から観戦しましたが、その時間からすでに大量のプーを入れた袋をいくつも用意している人たちを見ました。(何となく海外の方々のような…?)

ネイサンが滑る直前のリンクにこれらがすべて投げ入れられると思ったら正直ぞっとしました。

SNSを通じてプレミア席からの投げ入れを請け負う呼びかけをされていた方たち。当日もプレミア席の椅子の背に「投げ入れ代行」の目印をされていた方々…結果があのおびただしい量のプーの海になったわけで😂

 

 

それまで周囲の方々とも穏やかに楽しく観戦していましたがさすがに羽生さんの演技の直後はいたたまれませんでした。

(周囲は皆、羽生さんファンでこの景色に感動されていましたから💦)

 

降り止まないプーの雨。最後に空の紙袋がリンクに投げ入れられたときは限界を超えて「それってマナー違反じゃないですか!」って叫んでしまいました。

それまで静かに観戦されていた前列のご夫婦も「これは酷すぎですね」とおっしゃって下さったのはありがたかった。

もうカミングアウトしたから平気さっ!!

開き直ったら強い。←何が?😂

 

ひたすらネイサンコールし続けた結果…声が枯れた(泣)

 

後部席からもたくさんのネイサンコールがあって勇気付けられました。

 

そんな感情をよそにネイサンは完璧にやってくれました。

もう彼は別次元に生きているとすら感じた神演技。終わった瞬間涙腺崩壊。

 

そして会場に流れたインタビュー…地上波放送ではバッサリ切られてましたが💦 

 すてきな同時通訳さんに感謝です。

 

 この会場で滑るのは3回目…今シーズンの初めはJOでした。

確かにあの時は環境が変わってよい演技でなかったから、この会場とは相性が良くないと勝手に思っていました。

この会場で見ていて学業との両立は難しいのでは…と正直不安になったことを思い出します。

 

あの失敗から改善を重ね、試合を重ねてこの日の素晴らしい演技に繋げた事も「応援してくれる皆さんのおかげ」と言える謙虚さ。

そして羽生さんの後で演技することについては「こういった応援はエネルギーになる」と言ってのけるネイサン。多分この状況は想定内として準備をしていたのでしょう。

あなたは凄すぎます。

 

どんな時も応援してくれる人たちへに感謝を忘れず、羽生さんはもちろん多くのスケーターをリスペクトしフィギュアスケートという競技の発展を願うネイサン。

アメリカのフィギュア人気の低迷を少しでも盛り上げたい思いもあるんでしょうね。

 

荒ぶった気持ちがこのインタビューで一瞬にして冷めていきました。ネイサンは誰よりも大人だ…

 

 

少しだけ視点を変えてみると…

ネイサンや多くのスケーターはSNSをやっているし様々なメディアで情報を得ることもできるし、何よりシーズン通して試合でファンの前に姿を見せてくれていた。

これって考えたらファンとしてすごく幸せなことなんですよね。

 

羽生さんはケガによる戦線離脱が長かった。常にケガとの闘いで彼の演技を見たくても見れないファンの思いが爆発したのがこの大会だったと思う。

復活明けの大舞台…ファンにとって待ちに待った思いがあの光景だったのかもしれない。

良いか悪いかは別として

 

 

 

正直言うと羽生さんは今まで自分の好きなスケーターのタイプではなかった

でも今回はエキシビションの「春よ来い」を見て素直に正直に「美しい」と感動しました。

 

他の誰も表現できない素晴らしい世界を持った人だと思う。

ネイサンとは全く違ったスケートスタイルだとも感じます。

そしてこの2人が競い合いお互いに高めあうことでフィギュアスケートがもっと盛り上がるのかな~とも思うのです。

 

羽生さんの闘争心に火をつけたネイサン。羽生さんに憧れてリスペクトするネイサン。

これからも大きな舞台でこの2人が競い合う姿を長く見たいと思う…

 

 

ファンじゃない者が勝手なことを言ってしまいます…💦

羽生さん、高難度のジャンプに挑戦するより足首に過重な負担をさせないで1シーズン通して試合に出続ける基礎体力をつけた方がいいんじゃないかな~と思うのです。

 

ネイサンも言っていた「いつか選手としての終わりの時」は誰にでも訪れるわけで…

ファンも羽生さんの演技する姿をまだまだいっぱい見たいと思う。

 

彼はジャンプを飛ばなくてもあれだけ感動的な演技ができるのだから、今あるスキルを磨き込んでプログラムを滑り込んでいけば今回とは全く違う闘いが見れるかもしれないし、見てみたいと思う。

 

と言ってはみても死ぬほど負けず嫌いな羽生さんがそうするとは思えないので←スミマセン💦

 

 

 

とりあえず昌磨くんも含めて、大好きなスケーターの皆さん。

心身ともにステイヘルシーで来シーズンも素晴らしい演技を見せてくださいませ。