林檎は落ちる

ダンス大好きフィギュアスケート大好き。

運命と言ってしまうにはあまりにも悲しい…

先日、ウン十年ぶりの同窓会がありました。

学生時代から音楽一筋、ブラキチな青春を送ってきた自分でしたが、進学で故郷を離れたこともあって当時の仲間とはずっと年賀状のやり取り程度で濃いお付き合いはしてきませんでした。

最近お互いに歳を取ったり家族事がひと段落したり、先(定年)が見えてきたせいもあって誰が言うともなく会ってお酒を飲み交わすようになりました。

同期、先輩、後輩交えての飲み会は白髪交じりのいい歳したオジサン・ヲバサンを一瞬にして10代のころに戻してくれるんですよね…

 

同期の仲間にダイジくんって子がいて。

ある雨の日、通学途中にバイクの自損事故で命は取り留めたものの半身不随という大怪我を負ってしまい学校も途中で辞めて(もちろん大好きだったトランペットも辞めざるを得なくて…)その後の希望に満ちていたはずの彼の人生は一瞬で狂ってしまったのです。

その後のダイジくんの消息については地元を離れてしまった自分はほとんど知らなくて…

今回初めて彼が昨年亡くなったことを知りました。本当に後悔ばかりでした。

 

この仲間がそろうと最後に必ず出るのはダイジくんのこと…

「あの日、雨が降っていたから強引にバスで行くことを勧めていればあんなことにならなかった」そう言っていつも涙するんだよねMくん。

 

当時ダイジくんとお付き合いしていたFさん。

スマホが無かった当時は高校合格のお祝いはほぼ腕時計でした(;^ω^) そしてお付き合いするとお互いの腕時計を交換するのが密かに流行っていた(今は腕時計ってあまり見かけない気がするんですけど)

病床の彼の腕に見た自分の時計と疲れた表情のお母さまの姿を見たら何も言えなくなってしまいだんだん疎遠になってしまったと後悔の言葉を繰り返していました。

その後のFさんはダイジくんへの思いを封印したまま結婚されたものの子供を抱えて離婚されて、今は自分の特技でお店まで出して頑張っているのですが…

ダイジくんが亡くなる数日前に夢にダイジくんが出てきたって。

「なぜあの時もっと自分に正直になれなかったんだろうか」「いなくなってしまってから後悔しても遅いんだよね」そういってしばらく涙していました。

そして、当時の同級生の中にも若くして亡くなっている仲間が多く居たことを初めて知りました。

 別れ際、「今度は還暦で会いましょう!」「会いたい人には迷わず会いに行こう」

「それまで精いっぱい生きていようね。」で皆さん一致しました。

 

 運命というか、その一瞬で人生が全く違ってしまうことはいくらでもあって。

 

最近自分も事故の一歩手前な トラブルを経験しました💦

後数秒違っていたら正面衝突だったと思うと現在ケガもなく命があることに感謝しかありません

お相手の車は大破しましたけど(泣)

 

前置きがやたら長くなってしまいましたが「運命」ということをずっと考えていた時に知ったデニス・テン選手の訃報。

運命と言ってしまうにはあまりにも悲しすぎる25歳の命。

 

もしあの時、現場に戻るのがもっと遅かったら…あるいはもっと早かったら。

その場所に車を止めなければ…

犯人の若者たちは車の部品を強盗しなければ生活できなかったの?

それとも遊ぶお金が欲しかった?!

ミラーを強奪しても持ち主の命まで奪う権利はなかったでしょうに。

 

叶うものなら一瞬だけ時を戻してほしいと願う。

 

最近、沼落ちした自分は正直デニス・テン選手のことは今回の訃報で改めて詳しく知りました。

恥ずかしながらあの羽生選手とのニアミス事件で名前だけは知っている程度でスミマセン(泣)当時は特に特定の誰かのファンということはなくって、むしろ一番フィギュアから遠ざかっていた時期でした。ただ日本の報道の仕方に強い違和感を持ったことは事実で、交通事故と同じでどっちかが一方的に悪いなんてありえないだろうと思ったことを記憶しています。

 

 

改めてフォローしている多くのスケーターの皆さまからのコメントを見てその才能と愛された人柄に涙腺崩壊しています。

 

Rest In Peace my Friend.

B E N O I T R I C H A U Dさん(@benoitrichaud)がシェアした投稿 -

床上でもうっとりするような美しい動きに心を奪われます。

 

 

美しいスケートをする人だな~と改めて思いました。

こんなことで改めて知るなんて本当に残念です。

 

いろいろ動画も検索して見ましたが一番素敵だと思った物を貼っておきます。

youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=Us3lnvuanI8&t=2s

 

 

もっとやりたいことはあっただろうに…

スケートだけでなくカザフスタンの国の発展にも尽力されて、国民にも愛されて。

ご家族の心痛を想像するといたたまれません。

 

二度とこのような事件で素晴らしい才能が失われませんように…

 

 

心からご冥福をお祈りいたします。