林檎は落ちる

ネイサン(フィギュア・スケート)とフルートの日々をのんびり綴ります。

「音楽の持つ無限の力」真央さんのBEYONDを見て思ったこと。

先日それぞれのIGSにアップしてた3人をネイサンが投稿してくれてます。

www.instagram.com

ミントオレオをプレゼント

ミントオレオってコレですか⁇

確かに配色はミントだわ😄

やっぱりリンクにいるネイサンはメガネなしで短髪でカッコ良し💖

 

2023年スターズ・オン・アイスツアーには、現在と未来のフィギュアスケートのスーパースターたちが集結します! オリンピックチャンピオンのネイサン・チェン、米国オリンピックメダリストのアレクサ・クニエリム&ブランドン・フレイジャー、マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ、ジェイソン・ブラウン&その他が登場!

 6/3(土)http://bit.ly/3ItAeAy

アイスショーも控えてるもんね。

スケートしてるネイサンを見るとホッとします。

 

画像

ネイサンいよいよインスタライブやるのね🎵

推しバンドのヴォーカル・takaちゃんも度々インスタライブやってくれるんだけど…

大抵途中で脱落しちゃうの😢…なんでだろう。

最後まで見た経験ないから今回も熱心なネイファンの方の情報待ちになりそうです←他力本願でスミマセン💦

 

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 

何だかんだ言いつつも様々なアイスショーの情報が解禁されています。

ネイサンは来日してくれると信じていますがやはりショー(遠征)は厳選せざるをえません。

その中でも浅田真央さんのBEYONDはどうしてももう一度行きたい!

そんな思いが日々強くなっています。

 

全く予備知識も無いまま初見した日の衝撃と感動は忘れられません。

そして、真央さんがラストで「是非見て下さい」と告知して下さったこの番組。

旦那さんと一緒に最後までリアタイしました。うん、最高に良かった。

で、そのままTVを消して寝ようと思ったら…始まったんです。

 

この番組が…

www2.nhk.or.jp

1985年、ショパン国際ピアノコンクールを史上最年少の19歳で優勝したピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。日本中を「ブーニン・フィーバー」の渦に巻き込み、華々しい演奏活動を行っていたが、2013年7月を最後に舞台を離れてしまう。天才ピアニストに一体何があったのか…。それから9年の時を経た今年6月、ブーニンは再び舞台に立った。度重なるケガと病を乗り越え、夫婦二人三脚で臨んだ公演までの日々に密着した。

たぶん何度目かの再放送だったと思われます。

ずっと気になりながら見ることができなかった番組とめぐり合わせてもらえたのも真央さんのお陰だったと勝手に運命を感じてしまいました。

←大げさでスミマセン<(_ _)>💦

 

さすがに深夜の放送であったため録画にお任せして後日ゆっくり見ました。

 

国外の演奏会では常にKGBの監視があったこと、当時のソ連は芸術家を国威高揚と外貨獲得の道具としか見ていなかった事。

西ドイツ公演の最中、監視の目をくぐってお母さまと二人亡命したくだりでは思わず胸が熱くなりました。

そしてピアニストとしては致命的な左腕のマヒ、病気怪我との闘い。

奥様との日々、復帰コンサートに向かう姿。

どれも初めて知ることばかりでした。

 

昨年の夏、ブーニンさんの復帰公演が八ヶ岳高原音楽堂であったことは知っていました。

こちらのコラムは限定記事なのですが一部だけお借りします。

 リハビリの途中で、弾けると感じる作品、まだハードルが高いと感じる作品があります。しかし、全快までの折り返し地点を過ぎたと感じることも増え、ショパンのバラード4番のような10分以上の長い作品にも再び挑戦し始めています。八ケ岳で演奏し、改めてこの楽器の音を聴き、まだこのようなことができるという無限の可能性を感じました。その可能性を現実のものとしていくため、まだまだこれから「手」を育てていこうという気持ちになっています。

          ◇

 ウクライナ侵攻を受け、ロシアの音楽を排除する動きも起きましたが、全く無意味です。

例えば旧ソ連時代、ドビュッシーの音楽が、退廃的だとして演奏を禁じられたことがありました。それと同じです。

音楽はこんにち起こっていることよりも、どのような動乱よりもとてもパワフルで、時代を超えて残り続けるものです。

 私たちはときどき無力さを実感し、途方に暮れてしまうことがあります。

それでも音楽に触れることで毎日生き続け、未来に向かうことができます。

音楽の力は無限だと信じています。

◇◇◇

 1966(昭和41)年、旧ソ連時代のモスクワ生まれ。17歳でロン・ティボー国際コンクールで優勝し、19歳でショパン国際ピアノ・コンクール優勝。日本でも熱狂的な支持を集めた。88年、旧西ドイツに亡命。55歳。9年ぶりの公演をした八ケ岳高原音楽堂(南佐久郡南牧村)で。

 

なぜかBEYONDを見ているうちにこの山ろく清談のブーニンさんの「音楽の力は無限だ」というフレーズを思い出していました。

 

世界中でロシアの音楽家を排除する動きが起こっています。

もちろんフィギュアをはじめとしたスポーツ界も…

weekly-economist.mainichi.jp

 

BEYONDの素晴らしさは座長浅田真央さんを中心としたスケーターの皆さんの素晴らしさはもちろんですが、そのプログラムの素晴らしさと重厚感にもあると感じています。

それはロシアのタラソワさんに師事したことも影響あるでしょうか?

 

特に圧巻だったのが「白鳥の湖メドレー」「シェヘラザード」

もちろん作曲はピョートル・チャイコフスキー

シェヘラザードも作曲はリムスキーコルサコフ

二人ともロシアの作曲家です。

 

 

初日を見た後、記憶を辿りながら真央さんのプログラムを検索していくうちに

white-mimiさんのブログに辿り着きBEYOND全14曲のプログラムメドレーを知ることができました。

ほぼ毎日スピーカーに繋げて薄れていく記憶を蘇らせながら聴いています。

 

mimiさんからは快く承諾していただきました。感謝して紹介させていただきます。


www.youtube.com

00:00  1. sing sing sing

03:46  2. アイガットリズム

08:22  3. ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア

11:58  4. Sey Hey Kid     

14:31 5. Pick Yourself UP

17:28  6. シェヘラザード メドレー

23:28 7. カルメン メドレー

34:37  8. バラード第1番

38:39  9. 幻想即興曲

43:11  10. シュニトケのタンゴ     

47:10  11. 白鳥の湖 メドレー

01:05:31  12. チャルダッシュ

01:11:22 13. カプリース

01:15:01  14. 愛の夢

 

この珠玉のプログラムを見事に演じ切っているBEYONDチームの素晴らしさ。

競技という制約から解き放たれて最高品質の音楽を自在に駆使し見事な世界観を表現する姿に「音楽の力は無限」というブーニンさんの言葉を何度も重ねています。

 

もう一度どうしても観に行きたい💖

 

その日までBGMで聴き込んでいきます。