林檎は落ちる

ネイサン(フィギュア・スケート)とフルートの日々をのんびり綴ります。

2度目のたまアリ遠征&ワンジャンプ読了!

前回ブログ更新してからしばらく放置しておりました。

いつものことでスミマセン<(_ _)>

 

で、全く別世界の遠征に行ってきました。

一昨年、突然思いがけない病気になりメンタル病んでた娘に少しづつ復活の兆しが見えてきてまして、昔好きだった韓流のライブに行きたいと言い出したのが年明け。

場所はさいたまスーパーアリーナ😲

 

但しその時には既にさいたまワールドが決まってて推しバンドの東京ドーム公演があって、こちらはその3日後💦

 

約2週間の間にたまアリ2回、東京ドームと3回の遠征を強行するという我ながら驚きの日程に当初は躊躇していましたが何とか行ってくることができました。

 

まだまだ一人で宿泊を伴う遠征に出すのは不安が大きかったので付き添い兼ねての遠征となりました。

おかげで数日は仕事から帰宅すると速攻で意識消失するという疲労困憊ぶりでしたが何とか復活して生きております。

 

こちらがその公演💖

なんかね~チャンミンって昔大好きだった元担によく似てるのよ…遠い目😢

で、ユンホって本当に綺麗なお顔してて誰かに似てる~~ってずっと考えてたんですが

金博洋 - Wikipedia

切れ長で整ったお顔のボーヤンだった!と思いついたフィギュア脳なBBAでした。

 

この3遠征を通して改めてコロナが明けた、というかコロナと共存する世界が始まったことを実感しています。

声出しもOKだし観客の盛り上がりもアーティストの皆さんのライブができる喜びを爆発させた熱いステージも全てが良かった。

そうそう、外国からの観光客の多さにも驚き…朝食会場の半数以上が海外からの宿泊客だった気がする😲

まさにコロナ前の光景が戻ってきてる感じ。

その影響か東京のホテルがメチャ高額になってるのも脅威です。

気楽に遠征できないお値段。

 

今後の遠征も厳選するか可能であれば日帰りできる日程のものに限るか考えなくては行けなくなりそうです。チケット代もスケートは高額ですからね😅

 

ライブの感想ですが…

2人とも本当に手足が長くてカッコ良くてダンス上手くて歌上手くて💖なんだけど。

そのまま即トンペンの仲間入りするかと言われるとね~

暫くは娘のお供で楽しませていただく程度にとどめておこうと思っております。

 

あれだけの楽曲の数々を日本語で歌ってくれて日本語忘れないでMCしてくれたお二人マジで最高でした👏👏

時々可笑しな日本語で笑わせてもらいました。カワ(・∀・)イイ!!

 

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 

先日はてなでフォローさせていただいてるゆまちさんファンのブロガーさんが

ネイサンの自叙伝『ワンジャンプ』を読了しその感想を記事にしてくださいました。

その感想にも感動、感激。

パーフェクトヒューマンなイメージのネイサンも人間だったんだな~と(笑)

 

ネイサンファンと言いつつ実は未だ読んでいる時間なく😭💦

”ゆまちさんファンの方にはぜひ読んでもらいたい”

なんて散々ブログで書いてきたくせにお恥ずかしい限りでありました。

 

その昔はひと月に数冊読んでいた時代もあったのですが(いったい何十年前?)

スマホをいじるようになってから本当に活字から離れてしまいました。

読書にも体力が必要と改めて実感。

 

で、今回の遠征は付き添いだし最推しのライブでもないので

ネイサンの自伝を持参して読み始めてみました。ゴメンね娘<(_ _)>

 

あいにくの雨天で寒かったこともありけやき広場のベンチで読み始め

ホテルでも数頁、帰りのバスでも…

職場の昼休みにも以前ならスマホぽちぽちして仮眠するところを読み進めていきました。

読み始めると本当にどんどん引き込まれていきます。

 

で、ようやく先日読了!

 

日本語訳して下さった皆様に改めて深く感謝いたします。

ネイサンの言葉が本当にイケボの日本語で語り掛けてくるようでした。

 

特に平昌の団体戦、SPに臨む心境は読んでいて涙が滲んできました。

怪我に悩んできたことも、お母さまとの関係、ご家族との関係、ラフ(ラファのこと)との関係も…

ファンとしてずっと追いかけてきてたはずなのに知らなかったこともたくさんありました。

何より淡々と事実だけを語っていくネイサンの記憶力と自身を客観的に見て記述していく表現力が凄いと思いました。

翻訳して下さった皆様のお力にも👏

 

私の中でトラウマになっていた2019年のさいたまワールド、

黄色く染まったリンクの悪夢も自叙伝の中ではたった2行で終わっていました😅💦

 

誰かに勝ったとか世界最高点で連勝したとかは彼の中では大きな問題ではなく

「0か100か」という極端な考え方から「物事を現実的に見る」という考え方に平昌後から徐々に変わっていった過程もよく表されていました。

なんか簡単に大学との両立をやってのけたように見えてもかなり大変だったみたいですね。

スケート一辺倒の生活から大学という別世界を経験したことは本当に良い選択だったのだと改めて思います。

逆境さえも前向きにポジティブに捉える発想も素晴らしいと思いました。

 

読み終えた今もちょっと感動の余韻を楽しんでいます。

 

ネイサン、エピローグで”これからも何らかの形でちょくちょくスケートリンクに戻るはず”と書いて下さっています。

 

できるものならコロナ禍でできなかった有観客の歓声の中でもう一度オリンピックの舞台に戻ってきてほしいと密かに思ってしまった。

もちろん大変な思いをもう一度するだろうし股関節の問題もあるだろうけど

金メダルに拘ることなく自分の思う集大成の演技をもう一度披露してほしい。

 

その頃にはマリニンくんやゆまちさんが最大のライバルになっているだろうけど

だからこそレジェンドの滑りを見せてほしい。

 

大輔さんやキーガンさんを見ててそう思います。

 

 

ゆまちさんもマリニンくんも肉親がコーチということで10代の若いうちは良いけれど、大人になるにつれてネイサンが経験したような葛藤を感じていくんだろうか。

 

ネイサンもお母さまとの関係が微妙に変わっていったように…

 

そういう意味でもこの若い二人のスケーターの成長を注意深く見守っていきたい。